3月22日(木)は
『東京の街が奏でる 小沢健二 コンサート 二零十二年 三月四月』第二夜
@東京オペラシティ コンサートホール タケミツメモリアル
に行った。
仕事を終えて、東京オペラシティに着いたのは18時20分
入り口右手には、展覧会のショップにあったようなマネキンがお出迎え
きれいなホールであり、約1600席なので、入場も物販もトイレも何もかもスムーズ
座席は1階前方で、ステージとの距離もかなり近かった。
開演時刻を少し過ぎた、18時40分に客電が消えて、
ステージに現れたのは、
スカパラのGAMOさん。
細身のスーツが決まっていた。
"いちょう並木のセレナーデ"をオルゴールで奏で、
『音楽の必要性』の朗読と
進行上の影絵のサイン
「ここは立つ」「ここは座る」「女の子が歌うところ」「男の子が歌うところ」
について説明し、
ここまでの前説は、「ミュージシャンが日替わりで行い、昨日の第一夜はBOSE」
だったことも説明。
GAMOさんが退場し、次に現れたのは
小沢。
デニムにシャツにスカーフの衣装にヘッドセットマイク。
『振り子、メトロノーム』の朗読に続き、
ステージ真ん中のいすに座って、ギターを抱え、
メトロノームをカウントにギターを弾いて歌い始めた。
"東京の街が奏でる(新曲)" ▼ひふみよで演奏された新曲よりも、昔の小沢っぽい楽曲だった。
弦楽四重奏(ヴァイオリン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
+
ベース
+
コーラスに、
小沢の
ギター&ヴォーカル
という、割とシンプルな編成だった。
ヴァイオリン 奥村愛さんの
ブログにも出演の記載ありました。
"さよならなんて云えないよ" ▼♪オッケーよ
"ドアをノックするのは誰だ?" ▼ドアノックダンスの手拍子
"いちょう並木のセレナーデ" ▼説明のあった「女の子~っ」「男の子~っ」のフリ登場。フラれたけど歌詞覚えておらずあまり歌えなかった。
"今夜はブギー・バック/あの大きな心" ▼ラップも小沢、シンセベースもカッコいい
『文章の長さ、コンセンサス』の朗読
"あらし"
"いちごが染まる"
"それはちょっと"
『スポーツを応援する、believe、信者』の朗読
"天使たちのシーン" ▼ひふみよの時のように、歌詞や節回しを一部変えていた。ちょっと馴染めない。
"おやすみなさい、仔猫ちゃん!" ▼sing along部分♪どこ行こう、どこ行こう、今
を説明してから演奏。小沢からの「女の子~っ」「男の子~っ」「三階席~っ」「二階席~っ」「一階席~っ」「オペラシティ~っ」に従い、sing along。男女パート分けは、日本ハムファイターズのチャンテを思いだした。
"Back To Back" ▼意外な選曲。今回はシンセベースを多用していたが、この曲とブギーバック以外はあまりハマらなかった。
『飼っていたインコ(インコのものまね付き)』の朗読
"東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー
"僕らが旅に出る理由"
"強い気持ち・強い愛"
▼この3曲がハイライトだった。素晴らしいメロディと歌詞に胸が熱くなった。
小沢からも「おもいっきり~っ」とsing alongのかけ声があり、本人も、おもいっきり歌い、ギターを掻き鳴らした。
一方、ブラスの音がないことに少し物足りなさを感じ始めた。
"春にして君を想う"
『インド映画は輪廻転生オチ、テンポ130の楽曲は130グルーヴ』の朗読
"暗闇から手を伸ばせ" ▼カウボーイ疾走をワンフレーズ挟み、
"愛し愛されて生きるのさ" ▼王子時代の小沢映像が流れる、懐かしい。
"ラブリー" ▼ひふみよで練習した「完璧な絵に似た」も普通にこなす観客。
"ある光" 小沢はストラト。エレキを使った唯一の楽曲。セリフ部分で一層盛り上がる。
"神秘的(新曲)"
▼「この曲で終わりです。」と言って、メンバー紹介やメンバー談笑に続き、GAMOさんをステージに呼んだ。
"ドアをノックするのは誰だ?" ▼GAMOさんのサックスを加えて、リハなしの即興演奏
"東京の街が奏でる(新曲)" ▼メンバー退場後、ギター一本で再び演奏。
盛大な拍手とメトロノームの音で終了。時刻は21時50分と遅くまで演ってくれた。
好きな楽曲がたくさん演奏され、
編成やアレンジも含めた
斬新な演出に驚かされ、
ギターも歌も、「最終日までもつ?」と心配になるくらい
入れ込んでいたし、
素晴らしい3時間強のパフォーマンスだった。